スペイン建築・デザイン研修|ガウディ建築と屋外空間から学んだ豊かな暮らし
- 7月24日
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今回は、ミラノサローネ視察後に訪れたスペイン研修についてです。

イタリアとはまた違った空気を持つスペイン。
実際に街を歩いて感じたのは、人の温かさや明るさ、そして日常の中に自然とデザインが溶け込んでいる文化でした。

イタリアが「洗練された美しさ」だとすると、スペインは「人間らしい豊かさ」や「自由な表現」があるように感じました。

今回の研修では、家具メーカーの視察をはじめ、スペインならではの建築やデザインにも触れることができました。
特に印象的だったのが、屋外空間に対する考え方です。
近年、世界的にも家での過ごし方が見直される中で、スペインでは庭やテラスなど外の空間を“もう一つの生活空間”として楽しむ文化が根付いています。

屋外家具も単なる道具ではなく、素材選び、防水性、座り心地、そしてデザインまで細部にこだわられていました。
暮らしを豊かにするためのものづくり。
そこには、私たちが大切にしている考え方とも共通する部分がありました。
また、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリヨなど、ガウディ建築にも実際に触れることができました。

写真では何度も見ていた建築ですが、実際にその場所に立つと感じ方は全く違います。
光の入り方、空間の広がり、手仕事の細かさ。
一つひとつに意味があり、ただ美しいだけではなく「なぜこの形なのか」という考えが込められていました。

特に印象的だったのは、今もなお職人の手によって作り続けられているということです。
長い年月をかけ、多くの人の想いをつなぎながら一つのものを完成させていく姿勢。
これは、私たち建築に携わる人間として、とても刺激を受ける部分でした。
建築やデザインは、建物だけではなく、そこで過ごす「人」や「時間」をつくるものなのだと改めて感じました。
今回のスペイン研修を通じて、技術やデザインだけではなく、その背景にある想いや文化を見る大切さを学ばせていただきました。



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