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ガウディの言葉から学ぶ、ものづくりの原点
今月ご紹介する言葉は、建築家アントニ・ガウディの言葉です。 「直線は人間のもの、曲線は神のもの」 スペイン研修でガウディ建築に触れた際、この言葉の意味を強く感じる瞬間がありました。 自然の中を見渡すと、完全な直線というものはほとんど存在しません。 木の枝も、葉の形も、水の流れも、山の稜線も。 自然が生み出すものの多くは、美しい曲線でできています。 サグラダ・ファミリアの中に入った時、その考え方が建築として表現されていることに驚きました。 柱はまるで森の木々のように広がり、差し込む光も時間によって表情を変える。建物でありながら、自然の中にいるような不思議な感覚でした。 現代のものづくりでは、効率やコスト、スピードを求められる場面が多くあります。もちろん、それらも大切です。 しかし、本当に長く愛されるものには、それだけではない「想い」や「こだわり」が必要なのだと思います。 ガウディは、共に働く職人たちへ、 「明日はもっといいものを作ろう」 と伝えていたそうです。 最初は理解されなかったこだわりも、その信念を貫き続けたことで、今では世界中の人を感動させ
7月31日


スペイン建築・デザイン研修|ガウディ建築と屋外空間から学んだ豊かな暮らし
今回は、ミラノサローネ視察後に訪れたスペイン研修についてです。 イタリアとはまた違った空気を持つスペイン。 実際に街を歩いて感じたのは、人の温かさや明るさ、そして日常の中に自然とデザインが溶け込んでいる文化でした。 イタリアが「洗練された美しさ」だとすると、スペインは「人間らしい豊かさ」や「自由な表現」があるように感じました。 今回の研修では、家具メーカーの視察をはじめ、スペインならではの建築やデザインにも触れることができました。 特に印象的だったのが、屋外空間に対する考え方です。 近年、世界的にも家での過ごし方が見直される中で、スペインでは庭やテラスなど外の空間を“もう一つの生活空間”として楽しむ文化が根付いています。 屋外家具も単なる道具ではなく、素材選び、防水性、座り心地、そしてデザインまで細部にこだわられていました。 暮らしを豊かにするためのものづくり。 そこには、私たちが大切にしている考え方とも共通する部分がありました。 また、サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリヨなど、ガウディ建築にも実際に触れることができました。...
7月24日


世界最大級のデザインイベント「ミラノサローネ」を視察|ミラノで感じた建築・家具・デザインの最前線
今回は、イタリア・ミラノで開催されたミラノサローネを視察した内容をお届けします。 4月下旬、ミラノサローネを視察する機会をいただき、建築・家具・デザインの最前線に触れてきました。 まず驚いたのは、街全体の空気感です。 ミラノの街を歩く人たちは、それぞれが自分のスタイルを自然に楽しんでいて、服装も立ち振る舞いも本当におしゃれでした。街そのものがデザインの一部のようで、歩いているだけでも多くの刺激がありました。 到着初日には、地下鉄を出た瞬間にドゥオーモ大聖堂が目の前に現れ、その迫力に圧倒されました。写真では見ていたものの、実際に目の前にするとスケールも細部のこだわりもまったく違います。 サローネの本会場は、とにかく広大でした。 家具、建材、照明、プロダクトなど、各分野の展示が並び、1日や2日ではとても見きれないほどの規模です。各メーカーの展示には、それぞれの思想やブランドイメージが込められていて、ただ商品を並べるのではなく、空間全体で世界観を伝えている印象でした。 日本企業の展示もあったのですが、機能や品質を伝えるだけでなく、感性に訴えるような見せ
7月18日
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